施設の全面刷新と科学技術展示の新設により、「世界トップの海事博物館」へ
2026年1月9日 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)
呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)は、大規模リニューアル工事を終え、2026年4月23日(木)にリニューアルオープンすることを決定いたしました。
2025年2月17日より休館しておりました。
なんと、リニューアルオープン日は21年前の2005年に「大和ミュージアム」が初めて開館した記念すべき日と同じ日です。
リニューアルが目指すビジョンと地域へのインパクト
今回のリニューアルは、単なる施設の改修に留まるものではありません。
来館者体験を根本から見直し、展示内容を深化させることで、ここの魅力を国内外に改めて発信し、呉市全体の活性化に貢献する事業となっています。
来館者体験を革新する主な施設改修
今回のリニューアルでは、来館者の皆様の利便性向上と、快適な鑑賞環境の提供を最優先に設計を見直されたようです。
最新の設備とユニバーサルデザインを導入。
目指したものは、すべての方がストレスなく過ごせる空間。
主な改修点は以下の通りです。
• エントランスホールの刷新
総合受付を移設し、新たに大型ビジョンやデジタルサイネージを設置。
これにより、入館時の混雑を解消するとともに、館内の見どころやイベント情報を効果的に発信し、博物館にふさわしい格調高い歓迎空間を創出します。
• ミュージアムショップ棟の新設
屋外のレンガパークに、独立したミュージアムショップ棟を新たに建設。
売り場面積を大幅に増床し、オリジナルグッズのラインナップを拡充。
さらに、多言語対応のチケット売場や観光案内コーナーを併設することで、海外からの来館者への対応を強化し、呉市内の周遊観光を促進する新たな拠点としての役割も担います。
• その他設備の改修
空調設備やトイレの全面改修など、館内インフラを更新し、より快適で清潔な鑑賞環境を整備。
展示のハイライト
科学技術とものづくりの探求
今回のリニューアルにおける最大の目玉は、単に歴史を伝えるだけでなく、「ものづくりのまち呉」の礎となった科学技術の探求へと展示を大きく進化させた点です。
デジタル技術と貴重な実物資料を融合させ、より深く、より魅力的な学びの体験ができます。
【新設】3階 科学技術展示室:体験して学ぶ「ものづくりのまち呉」
これまで企画展示室だった3階フロアを全面改修し、「科学技術展示室」を新設。
この展示室では、呉海軍工廠で培われ、現代の造船や航空機製造へと受け継がれる技術の原理や仕組みを、楽しみながら学ぶことができます。
来館者が自ら手を動かして技術の面白さを体感できる体験装置「ものづくりチャレンジ」を導入するほか、以下の貴重な実物資料を新たに展示。
中には、近年新たに収蔵された資料も含まれるようです。
• 一式陸上攻撃機に搭載された火星エンジン二一型
• 水雷艇用の三段膨張エンジン(新収蔵品)
• 北海道沖で引き揚げられた40口径3インチ砲(新収蔵品)
これらの実物資料が持つ迫力と歴史的価値を間近で感じていただけます。
【拡充】1階 呉の歴史展示室:デジタル技術で物語を深化
呉の通史を扱う既存の「呉の歴史展示室」も、展示内容を大幅に拡充。
解説テキストを全面的に見直し、より分かりやすく魅力的な物語として再構成。
特に、戦後復興に関する展示コンテンツをデジタル技術の活用により拡充し、現代に至る呉の歩みを深く掘り下げます。
展示は呉鎮守府の開庁以前から現代に至るまでの通史を網羅しており、呉の歩みをより深く、体系的に学ぶことができます。 また、照明の全面LED化や、ユニバーサルデザインに配慮した最新の展示ケースへの更新により、鑑賞環境も格段に向上しています。
リニューアルオープン記念セレモニーについて
オープン当日の2026年4月23日(木)には、リニューアルオープンを記念したセレモニーを予定されているようです。
詳細につきましては、公式WEBサイトに掲載され次第、こちらでも記事を掲載していく予定です。
休館中の取り組みについて
休館中は、臨時施設として「大和ミュージアムサテライト」(場所:ビューポートくれ)にて、2026年3月31日まで、呉の歴史と文化に触れる展示をご覧になれます。
施設概要
• 施設名称:呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)
• リニューアルオープン日:2026年4月23日(木)
• 所在地:〒737-0029 広島県呉市宝町5番20号
• 電話番号:0823-25-3017
• 公式ウェブサイト:最新の情報は公式ウェブサイトにてご確認ください。
※観覧料等の詳細は未定です。