大久野島(うさぎ島)の観光スポットはどこ?日帰りモデルコースをご紹介 | うさぎとの触れ合い方を編集部がご紹介!!

2026.03.03

お休みの日は、日常の喧騒から離れてほっと一息つきたい…。そんな方におすすめなのが、広島県竹原市の忠海(ただのうみ)港からフェリーで約15分の場所にある「大久野島」です。周囲約4.3kmの小さな島にたくさんの野生のうさぎが暮らしており、国内外から多くの人が訪れる人気の癒やしスポットです。本記事では、そんな大久野島の魅力と、お出かけ前に知っておきたいアクセスやルールを詳しくご紹介します!

うさぎの島(大久野島)とは?

撮影:アソブデザイン株式会社

瀬戸内海に浮かぶ大久野島は、「うさぎの島」として知られる人気観光スポットです。島内には多くのうさぎが生息しており、人懐っこく近寄ってくる姿に癒されることから、国内外から多くの観光客が訪れます。また、かつて毒ガス製造が行われていた歴史を持ち、現在は資料館や遺構が残るなど、観光とあわせて歴史を学べる点も特徴です。島は一周約4kmとコンパクトで、徒歩や自転車で気軽に巡ることができます

なぜ「うさぎの島」と呼ばれているのか?

撮影:アソブデザイン株式会社

大久野島が「うさぎの島」と呼ばれる理由は、島内に多くの野生のうさぎが生息しているためです。現在では数百匹以上ともいわれ、人懐っこいうさぎたちが観光客のそばまで寄ってくる光景が、この島ならではの魅力となっています。うさぎが増えた背景には諸説ありますが、かつて飼育されていたうさぎが野生化し、繁殖したことがきっかけとされています。天敵が少なく、温暖で過ごしやすい環境が整っていることもあり、島全体に広がるほど増えていきました。その結果、「うさぎと触れ合える島」として注目されるようになり、現在では国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

大久野島の基本情報について

撮影:アソブデザイン株式会社

島に上陸すると、さっそく可愛らしいうさぎたちがお出迎えしてくれます。キラキラと輝く瀬戸内海の多島美を背景に、ぴょんぴょんと駆け回るうさぎの姿は、見ているだけでも癒やし効果抜群です。

島内には、海と空のコントラストが美しい「発電所跡」付近のトンネルや、自分がうさぎになったような写真が撮れる「うさぎ耳の集音器」など、思わず写真を撮りたくなる絶好のフォトスポットがたくさんあります。1時間半ほどで歩いて一周することもできますが、潮風を感じながらレンタサイクル(電動アシスト付きがおすすめ!)で島をめぐるのも最高です。

さらに、島内唯一の宿泊施設「休暇村大久野島」では、海を見渡せる天然ラドン温泉(日帰り入浴可能)や、南国リゾート感あふれるカフェでのんびり過ごすこともできますよ

うさぎの島へのアクセス・行き方

撮影:アソブデザイン株式会社

広島市内からのアクセス

うさぎの島として知られる大久野島へは、広島市内から電車や車を利用し、フェリーで渡るのが一般的です。所要時間は約1時間半〜2時間程度で、日帰り観光にも適しています。

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移動手段ルート所要時間ポイント
電車+フェリー広島駅 → JR呉線 → 忠海駅 → 徒歩 → 忠海港 → フェリー → 大久野島約1時間30分〜2時間最も一般的で観光客におすすめ
車+フェリー広島市内 → 山陽自動車道 → 河内IC → 忠海港 → フェリー約1時間30分家族・グループ向け(駐車場あり)
高速バス+フェリー広島市内 → 竹原方面バス → 忠海港 → フェリー約2時間前後乗り換えが少なく移動が楽

忠海駅からフェリーでの行き方

撮影:アソブデザイン株式会社

忠海駅から大久野島へは、徒歩とフェリーを利用するシンプルなルートでアクセスできます。初めて訪れる方でも迷いにくく、観光客の多くが利用している定番ルートです。

忠海駅を出たら案内看板に従って進み、徒歩約5分ほどでフェリー乗り場の忠海港に到着します。そこからフェリーに乗船し、約15分で大久野島へ渡ることができます。

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ステップ内容所要時間ポイント
忠海駅で下車JR呉線を利用
忠海港まで徒歩移動約5分案内看板があり迷いにくい
フェリーに乗船約15分事前に時刻表確認がおすすめ
大久野島に到着到着後すぐに観光スタート可能

フェリーの料金・時刻・注意点について

大久野島へ渡るフェリーは、忠海港から運航しており、観光には欠かせない移動手段です。所要時間は約15分と短く、気軽に島へアクセスできます。

項目内容
乗船時間約15分
運賃(大人)片道 360円(うさぎの島まで)
運賃(子ども)片道 180円(うさぎの島まで)
運航本数1時間に1〜2本程度
乗り場忠海港
引用元:http://rabbit-island.info/

POINT

特に帰りのフェリー時間は見落としがちなので、到着後すぐに「帰りの便」を確認しておくのがおすすめです。時間に余裕を持ったスケジュールを組むことで、安心して観光を楽しめます。

レンタル自転車について

貸出場所 島内で唯一の宿泊施設である「休暇村大久野島」のフロントで貸し出しの手続きを行っています。宿泊客以外の方でもレンタサイクルサービスを利用可能です。

料金 自転車の種類によって料金が異なります。

  • 普通の自転車: 400円(2時間毎)
  • 電動アシスト付き自転車: 500円(2時間毎)

利用時間が長くなる場合、2時間毎に同じ料金が加算されていきます。 また、借りる際に預かり金として別途1,000円が必要になりますが、利用後に鍵をフロントへ返却しに行けばこの1,000円は返金されます。
※料金等は変更になる場合があります

島内には展望台へ向かう上り坂など起伏がある場所もあるため、体力に自信がない方や快適に島を一周したい方には、電動アシスト付き自転車がおすすめです。

うさぎの島の見どころ・観光スポット

うさぎと触れ合えるおすすめエリア

大久野島ビジターセンター

毒ガス資料館

展望台・絶景スポット

大久野島のうさぎたちと楽しく安全にふれあうためには、いくつか大切なルールがあります。

【エサの準備とあげ方】 島内では原則としてウサギのエサは販売されていません。必ずフェリーに乗る前の「忠海港」の売店などで購入するか、持参して上陸しましょう

  • おすすめのエサ: ウサギ用のラビットフード(ペレット)や乾燥チモシー(牧草)、少量の人参。
  • 絶対にNGなエサ: キャベツやレタスなどの水分が多い野菜(下痢の原因になります)、パンやお菓子などの人間の食べ物、玉ねぎ、ジャガイモなど。

【ふれあいのマナー】

  • 道路上でエサをあげない: 島内には自転車やバスが走っています。夢中でエサを食べているうさぎが車と接触する危険があるため、必ず安全な広場などであげましょう。
  • 抱っこや追いかけはNG: うさぎは骨が弱く、抱っこしようとして落とすと骨折して命に関わることもあります。静かにそっと見守りましょう。
  • 食べ残しは必ず持ち帰る: 余ったエサを置いていくと、腐敗して病気の原因になったり、カラスやイノシシなどの天敵を呼び寄せる結果になってしまいます。

【アクセス&駐車場のご案内】(車は島に持ち込めません!)

大久野島は、キャンプ場の利用など一部の例外を除き、一般車両の走行が禁止されています

車でお越しの場合は、フェリー乗り場である「忠海港」の無料公共駐車場(約200台)を利用しましょう。忠海港から大久野島まではフェリーや客船で約15分の船旅です。島に到着した後は、第2桟橋から「休暇村大久野島」まで無料の送迎バスが運行されているので、移動も安心です。
送迎バスは予約も不要です。休暇村大久野島(本館ホテル)まで、フェリーなどの船舶の到着時刻に合わせて運行されています。

ちなみに、桟橋から休暇村までは歩いても15分ほどの距離ですので、うさぎを探しながらのんびり歩いて向かうのもおすすめですよ。

うさぎの島の楽しみ方

うさぎへの餌やり体験

サイクリング・散策の楽しみ方

大久野島への玄関口「忠海港」のフェリーターミナルは、うさぎ尽くしの可愛らしいスポットになっています。

船を待つ間は、港に併設された木目調のカフェへぜひ立ち寄ってみてください。海を眺めながらコーヒーを飲んだり、大人気の無添加**「うさぎの想い出ソフトクリーム」を味わうことができます。

また、売店にはトートバッグやマグカップ、ステーショナリーなど、可愛いオリジナルうさぎグッズがずらりと並んでおり、お土産選びにも困りません。手荷物の一時預かりサービスもあるので、大きな荷物を預けて身軽に島へ渡れるのも嬉しいポイントです。ターミナル前のピンクの可愛いポストから、オリジナルのうさぎ切手を貼って乗船記念ハガキを出すのも素敵な思い出になりますよ。


うさぎの島観光モデルコース

島の南半分を徒歩で散策しつつ、ランチの後にレンタサイクルで足を伸ばす、初心者にもおすすめの充実コースをご提案します。

半日モデルコース

1. 忠海港を出発(午前) まずはフェリー乗船前に、忠海港の売店で必ずうさぎのエサ(ペレットや乾燥チモシーなど)を購入しておきましょう。フェリーに乗り、約15分の船旅で大久野島のメインの玄関口である「第2桟橋」に上陸します。

2. 海辺を歩いて「うさぎ耳集音器」へ 上陸後、海沿いの道を「第一桟橋」方面へ進みます。途中の第一桟橋横には人気のフォトスポット「うさぎ耳集音器」があり、耳を当てて波の音などを聞きながら、うさぎ気分で写真撮影が楽しめます。そのすぐ先には、島の自然環境を学べる「大久野島ビジターセンター」があります。

3. 海水浴場から「大久野島灯台」で絶景を堪能 ビジターセンターから海辺を進むと「大久野島海水浴場」に到着します。さらに海水浴場の南端付近にある階段を上ると「大久野島灯台」があり、キラキラと輝く瀬戸内海と島々の美しいコントラストを見渡すことができます。

4. 毒ガス資料館を見学し、休暇村大久野島でランチ 灯台から下りて内陸側の道へ入り、「大久野島毒ガス資料館」に立ち寄ります。かつて地図から消された島と呼ばれた歴史に触れ、平和への祈りを捧げる大切な時間になりますその後、島内唯一の宿泊施設「休暇村大久野島」へ。レストラン「うさんちゅ」でご当地グルメの「タコよくばり定食」などを味わい、1階のカフェで名物「ウサギのはなくソフト」を食べてリゾート気分で休憩しましょう。

5. レンタサイクルで島の奥地へ(午後) 近年、フェリー乗り場周辺のうさぎの数は減少傾向にあり、人が少ない北部などの奥まったエリアのほうが、野生に近い元気なうさぎに出会えるチャンスが高まっています。休暇村で**電動アシスト付き自転車(2時間500円)をレンタルし、風を感じながら島をぐるっと巡ってみるのがおすすめです。

6. 第2桟橋へ戻り、帰路へ 存分にうさぎとのふれあいと自然を楽しんだ後は、休暇村から第2桟橋まで徒歩(約900m)で戻るか、無料の送迎バスを利用してフェリーに乗り、忠海港へと帰還します

1日モデルコース

可愛いらしいウサギの楽園として知られる大久野島ですが、戦時中は毒ガス兵器を製造していたため「地図から消された島」と呼ばれていた悲しい歴史を持っています。平和への祈りを込めて、木々に覆われた厳かな戦争遺構を巡る、少し大人な日帰りプランをご紹介します。

1. 忠海港を出発〜第2桟橋に上陸(午前10:00) 忠海港からフェリーに乗り、約15分で大久野島のメインの玄関口「第2桟橋」に到着します。

2. 圧倒的な存在感「発電所跡」を見学(午前10:20) 第2桟橋から右に進んですぐの場所に、かつて毒ガス工場へ電力を供給していた「発電所跡」があります。発電所跡へと続くトンネル内から海側に向けて写真を撮ると、空と海の青さと黒い影のコントラストが美しい、知る人ぞ知るフォトスポットになっています。 ※建物は老朽化が進み大変危険なため立ち入り禁止です。外観の独特な雰囲気を外から静かに眺めましょう。

3. 「大久野島毒ガス資料館」で歴史を学ぶ(午前11:00) 島の中央部へ進み、資料館へ。大久野島で毒ガスが製造されていた過程や、その被害の悲惨さを訴え、恒久平和を願うために建てられた施設です。当時の資料を通じて、歴史の真実に触れる大切な時間になります。(入館料:19歳以上150円)

4. 休暇村のレストラン「うさんちゅ」でご当地ランチ(午後12:30) 歴史を学んだ後は、島内唯一の宿泊施設「休暇村大久野島」のレストランで昼食を。かつて大久野島の名産だった「タコ」を使った「タコよくばり定食(1,750円)」や「タコ天丼定食(1,450円)」などのご当地グルメが絶品です。

5. レンタサイクルで島の奥地の「砲台跡」や「毒ガス貯蔵庫跡」へ(午後13:30) 休暇村のフロントで「電動アシスト付き自転車(2時間500円+預かり金1,000円)」をレンタルします。 自転車に乗って、歩きでは少し遠い北部などのエリアへ出発!島内には、日露戦争を機に造られた芸予要塞時代の「砲台跡」や「毒ガス貯蔵庫跡」などが各地に残されています。木々が生い茂る中に静かに佇む廃墟は、現地でしか感じ取れない厳かな雰囲気があります。 また、現在フェリー乗り場周辺のウサギは減少傾向にありますが、灯台や北部砲台跡へと向かう観光客の少ない奥地は、野生に近い元気なウサギに出会える穴場でもあります。遺構巡りをしながら、ウサギたちとのふれあいも楽しみましょう。

6. 自転車を返却し、帰路へ(午後15:30) 休暇村に自転車を返却し、無料の送迎バスまたは徒歩で第2桟橋へ戻り、フェリーで忠海港へ帰還します

まとめ|うさぎの島観光を満喫しよう

瀬戸内海に浮かぶ大久野島は、かわいらしいうさぎたちと触れ合えるだけでなく、美しい自然や歴史を感じられる魅力あふれる観光地です。アクセスも比較的良く、日帰りでも気軽に訪れることができるため、カップルや家族旅行、一人旅まで幅広いシーンで楽しめます。

観光を充実させるためには、事前にアクセス方法や回り方をチェックし、自分に合ったモデルコースをイメージしておくことがポイントです。また、うさぎとの接し方や持ち物などの基本的なマナーを守ることで、より安心して快適な時間を過ごせるでしょう。

自然・癒し・学びがバランスよく詰まった「うさぎの島」は、何度訪れても新しい魅力に出会える場所です。ぜひ本記事を参考に、あなただけの観光プランを立てて、特別なひとときを満喫してみてください。

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フリーライター/WEBクリエーターです。取材、撮影、執筆までをワンストップで対応します。実際に現地に行き、取材した情報を掲載しています。「ワクワクを記事に」がモットーです。

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